技術と熱意に終わりはない。モノづくりの原点を忘れずに、私たちの技術で社会に貢献したい。田邊グループの技術者は、その仕事に誇りを持っています。日々の積み重ねを大切に、技術力を磨きながら、新しいシステムや時代のニーズにも柔軟に対応。これからも匠の技と技術力で、お客様が感動できるサービスを追及してまいります。
私の仕事は、部品営業部の中の海外営業担当です。具体的には、海外からのお客様のオーダーに対し、御見積もり依頼のご回答、テクニカルサポートの受け答え、メールでのお問い合わせご対応等が主業務になります。
アジアはもちろん、ヨーロッパ、アメリカ、アフリカ等まで、世界の各地で田邊ブランドの製品は使われていますので、各国からのお客様の多様なお問い合わせに対して、常にベストなレスポンスでお応えできるよう心がけています。やはり、機械は複雑なものですから、お客様ご自身もメンテナンスの依頼にあたりどのような状態なのかわからない時もあります。そんな時でも、丁寧かつ迅速に正しい部品についてご案内することが必要です。お問い合わせは、月に数百件にも上る件数になりますので、大変なときもありますが、世界から信頼される田邊ブランドの一端を担う意識で取り組んでいます。
将来のビジョンとしては、海外代理店様からのお問い合わせに対する対応の枠を拡げながら、より一層のサービス向上に努めていければと考えています。
私たち田邊コンプレッサーのサービスマンは、お客様にお使いいただいている田邊空気機械製品の保守および修理業務が主業務です。私は自分自身がメンテナンスサービス業務に動くとともに、全国拠点の統括を行う役割としてサービス全体をとりまとめています。
各拠点では、均一のレベルで主体的にお客様と接しながらの早期保守をご案内することを心がけております。各人がメンテナンスサービスのプロフェッショナルの意識を持ちながら、『何か起こってからの修理』はもちろん『お客様目線に併せての早期かつ丁寧な保守』を意識して業務を行っております。たとえばバルブ、ピストン、シリンダーなど製品に使われている機械部品は、非常に細かくデリケートな面があります。純正部品以外のデメリットをきちんとご説明させていただきながら、高品質な保守業務を徹底しています。私自身、もともと現場で機械をいじることが好きでしたので、困難な修理を伴うサポートサービスで機械が動いたときの、お客様からの『ありがとう』という言葉には大変やりがいを感じますね。
これからも、力強い裏方として拠点サポートを行いながら、グループ全体でお客様目線でのサービスを心がけていきたいです。
杉山:私たちは、名古屋、大阪それぞれの拠点でメンテナンスサービスに取り組んでいます。保守・修理業務は、その達成感と同時に、困難な局面も多くあります。例えば、お客様の現場では田邊製品が止まると生産ラインに直結することにもなるのです。
時間をかけての修理はもちろんですが、その場での臨機応変な対応が求められることもあります。船舶のトラブルの場合など、8時間かけて深夜に修理作業を行うこともあります。私たちの動きは、そのまま会社としての動きやイメージにつながりますからお客様が円滑に業務を行えるよう、全力で保守・修理に取り組みます。
岩佐:田邊の製品は、世界で使われていますから保守、修理のオーダーやその現場も多種多様です。時には沖縄の離島や海外など遠方に出向いての作業もありますが、私たちはどのお客様の現場でも田邊コンプレッサーのサービスマンとして、グループ全体の保守を背負っているというプライドを持ちながら、仕事に取り組みます。
製品に対する幅広い知識はもちろん、高いサービスの意識を持つことも、自分のプライドです。保守業務に加えて、自身が修理するというやりがいもある仕事なので、これからも全国はもちろん、世界のさまざまな現場で活躍する田邊製品をメンテナンスで支えていきたいと考えています。